2013/10/11

2013秋 モロッコ マラケシュの最初の2日間


フランスについて数日。
モロッコに行くためにライアンエアーを利用するため、


ライアンエアー


パリ郊外のボウヴェ(Beauvais)空港に。
ポルト・マイヨー(Porte Maillot)駅から
直行バスで16ユーロで1時間15分ほどでした。




ボウヴェからモロッコのマラケッシュ空港まで、50ユーロ(約7000円)。
や、やすい!さすが、ヨーロッパのローコストキャリアの雄!


予約した際に受信したEメールのプリントアウトを持ってカウンターに。


「Do you have a copy of print out of your  boarding pass?」
(ボーディングパスをプリントアウトしたものをお持ちですか?)
「?」

ネット経由でチェックインして
ボーディングパスをプリントアウトしていなかったので
70ユーロ、1万円近くのボーディング手数料を取られました。


プリントアウトしたメールをよく見ると
ボーディングパスを印刷してもってきてね(はあと)と
小さく注意書きがありました(泣)


その晩、マラケッシュの宿で同室だったドイツ人いわく
「それよく聞く話で、ライアンは厳しいからねー。ハハハ」
よくある話らしいので気をつけて。



で、ライアンエアーに搭乗。
ローコストキャリアは地面を歩いて、
飛行機にアクセスすることが多いので何かテンションが上がります。




初めての地中海と思って写真を撮ったのですが、
どうも大西洋でした。

まあ、どちらにしても初めてなのですが。






で、初めてみたアフリカ大陸。




マラケッシュ空港に無地到着。



空港からタクシーに乗ってジャマエルフナ広場まで。

車を降りたら、クトゥピアというモスク内にある大きなミナレット(塔)が。
マラケシュのものはモロッコ内で2番目の大きさのものだとかというのを
ガイド本で読んだような気がするが詳細は忘れてしまった。
なかには入れませんでした


横に何に彼の礎石のようなものが並んでいました。



マラケッシュ最大の観光地、
ジャマエルフナ広場。
そらがきれい。

屋台やら、出し物やらなんやら朝から夜中までごった返しています。



なんと、身の回りにモロッコに行った人が妹弟含め、
6人ぐらいいて皆が口を揃えていう
なま絞りオレンジジュースを
早速飲みました。
おいしかった。

滞在中に、10杯は飲みに来たと思います。




さて、そこから前日にインターネットで予約したホステルに。
3人部屋雑魚寝で一泊8ユーロ(1200円)で朝飯込み!
リビングというか、共有スペース。
ここでみんなゴロゴロしています。

宿屋のおじさんとは、英語とフランス語とで話をします。
おじさんはベルベル人らしく、母語はベルベル語。
アラブ語ももちろんすらすら話せるということでした。

ちなみに、マラケッシュでは、英語よりもフランス語のほうが通じます。




それからスークといわれるマーケットに。
車やロバ車などが狭いのおかまいなしに走り回っています。



宿をでたのが結構いい時間だったので
うろうろしている内にほとんど閉店していました。

このあと、予想通り迷い、出るのに数時間を要しました。
簡単な地図だと、完璧に迷いますが、
日本語の詳細な地図などないでしょうから、
迷いながら歩く羽目になります。

もしもスークに行くなら、
屋根がかかっていたり、壁がたかい通路が多く
自分の位置を把握することがかなり難しかったので、
方位磁針をもってスーク内に入ることをお勧めします。
とにかく、南に南にいけばジャマエルフナに出られます。

あと、声をかけてくる兄さんたちは怪しいし、
道を教えてあげるから的なことをいう兄さんたちは
かならず後で「金よこせー」って言うので気をつけましょう


ということでつかれてぐっすり雑魚寝で寝ました。





アグノウ門。
スークやジャマエルフナ広場のあるメディナと呼ばれる旧市街地域は、
城壁に囲まれておりいくつかある門のうちのひとつです。



門の裏にはパン屋さんがありました。
世界遺産のひとつにパン屋さんがあります。

各所、傷んでいます。直していません。



城壁沿いに歩くとモスクとミナレットが。




モスク沿いにぷらぷらしていると
おじさんたちが電灯の電球を交換していました。



2日目の観光で最初に訪れたのが、「サイード朝の墳墓群」。
王様のお墓だとかなんとか。




各所にあしらわれたモザイクタイルがきれい。




壁のタイルも掘っている。



モザイクタイルもよいけど、
この掘り細工に魅了されました。

どこで観てもほんとに飽きない。



この部屋のなかにお墓があったらしいです。



建物の片隅で、
おじさんがハンマーでタイルを加工していました。



手前の正方形のタイルをいろんな形に割っていきます。
タイルの割り方は何百種類以上かの定型があるらしいです。
(ガイドブックのテキストうろ覚え)


昔のおじさんたちの努力の結晶!
うつくしい!



そこからしばらく歩いて、
元宮殿のバディ宮殿。


正面に見える建物だけ、
美術館としてリユースしているらしく、
ここだけキレイになっていました。

このころから、客引きのいない観光スポット内だけ町のホットステーションに。




で、どれぐらい破棄かというとこんな感じ。




偶然、女性のはいりこんだ写真も撮れました。
イスラムの国なので、
肌の露出控えめなのかと思ったら、
観光客はそんなのおかまいなしという感じ。
マラケッシュは特別にゆるいそうです。



宮殿を見渡せる場所に立って。




宮殿下に地下室がありました。
今は電気がついていて明るいのですが、
むむむ、しかし、ここも縦長。


今年の夏は、和歌山の友ヶ島もいったので、
洞窟に廃墟づいているかも



宮殿内にて。
縦長。




城壁上のバルコニーにあがって
旧市街を見渡すことができた。



宮殿をでて歩いて、スパイススークに行く道すがら。
縦長。



このULTRASの落書きを数回見かけた。
FCとかかかれているので、サッカー関係?




昼からぼちぼち晴れてきたぞ。






スパイススークで買い物をしたお店の兄さんに教えてもらった食堂に。
タジン鍋。カレー味。コーラ。

ビールはもちろん売っていない。

まずまず。
メニュー表があり、価格も記載されていた。
価格交渉がだんだんめんどくさくなってきていたので、
ほっとする。




昼からはバイア宮へ。




タイルの組み合わせがよい。



木彫りに塗装仕上げの窓枠。




お庭。宮崎駿の映画みたいだなー(と各所で思う自分)。




掘る、掘る。




その装飾に圧倒される。
観光客も適度な人数でよかった。



天井。



モザイクタイルと大理石の床。



なんの部屋だかわかりません。



中庭



とある扉。



扉は引き戸はほとんど見かけることなく、
開き戸。

上下、装飾の違いはありますが、このような固定の仕方です。



下はこんな感じ。



扉全体。



彫り物が増えているので格上の部屋なのか。



大理石になっています。




扉絵?(というのかな)



拡大。



別の部屋のファイヤープレイス(暖炉)。



当然、中を覗き込む。




列柱。



民族衣装の展示。



今回、意外に面白かったのは民族衣装の刺繍。
緻密でキレイ。



刺繍枠は現代のものですが。



刺繍はほんとうにきれいでした。




こんな感じで着飾っていたそうです。




彫り込んだものに彩色。
芸が細かい。




中庭らしきところ。
これも宮崎駿の映画に見えてしまう。



ここは木に彫り物、彩色したものでなく。




例のシックイに掘り細工。
圧巻。



ランプの類いも素敵なものが多かった




これは、アーチの開口部分を見上げたもの。
いろいろ堪能し、宿に。



メキシコ人の奥さんと来ていたオランダ人が
「アラビア語むずかしいよねー」と話しかけて、
「確かに」というと
いいものを貸してあげようと貸してくれた本がこれです。



 

オランダ語のアラビア語の旅行会話集で、
「オランダ語から勉強しないといけないわー」というと




この土産物をマジックプレートをみせてくれた。
これがあれば読めるんじゃないかと
ちらっと思ったが、
読めたところで意味がわからないということを思い出すのに
時間はかからず。

ちなみに日本からパリまでの飛行機とパリからここまでの飛行機の間で
初心者向けアラビア語本をひもといたのだが、
さっぱり頭にはいらず、フランスにおいて帰った。




そんなことをだらだら話している傍ら、
宿の兄ちゃんがジンベを叩いてくれた。

彼はただ、ひたすらだれにでも「マイフレンド」と話しかけ、
片言の数カ国後で会話してるだけの仕事のようだった。




あまりにも客引きに疲れたので、
屋台に行かず、町のレストランにでかける。


宿でwifi経由で調べた日本人の旅行者がおすすめとしていたレストラン。
ジャマエルフナ広場から郵便局の横の道をはいっていくとある。



レストランの中もタイル張り



1dh(ディルハム)、9円ぐらいとお考えください。
フランス語でもメニュー表記がある。

今回の旅行でフランス国内は当たり前だけど、
モロッコでもフランス語ちょっとわかるだけで
だいぶことがスムーズに運んだと思う。



牛肉のクスクス。



羊のひき肉を焼いたもの。
スパイスがよし。

一人で食べたのでおなかがいっぱいで帰る。
ビールはない。
水を買って飲む。





夜は屋台で最後にスパイスケーキとジンジャーティー。






ケーキ、お茶ともに独特の味。
マラケッシュの思い出の味となるぐらい独特。
嫌いではないが、あそこで食べるからこその味かな。

日本を離れて5日目。疲れがでてホステルですぐに眠りにつく。
ホテルと違い、深夜まで静かにならないので
そういうのが気になる人は向かないが、
どこでも眠れる人はいろいろと情報交換できていいと思います。

僕は、同宿のみんなから
「せっかく日本からここまできたなら、砂漠いけばいいのに」
と言われてガーン。

次回、フランスまでの一日書きます。

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