2013/10/08

フランス・パリ16区にて ル・コルビュジェ、ギマールの建物を見学


先月末より、在パリの家族に会うため渡仏していましたので、
かねてより行きたかった
ル・コルビュジェの「ラ・ロッシュ邸」の見学に妹と出かけました。




手前のジャン・ヌレ邸もル・コルビュジェ設計ものですが、
コルビュジェ財団本部が使っているとかで見学はできないそうです。
図書室は入れるとかいう情報も見ましたが、
いずれにせよ私が行った土曜日の夕方はお休みのようでした。



ずんずん入って、、、、、、あれ、入り口閉まってる???




こんなこともあろうかと、数年前からフランス語を勉強して来たかいが、、、、、、
なくてもわかる、ベルを押せば係の方がでてきてくださります。

Sonnette(呼び鈴)、Sonnez (ベルを鳴らしてください)とそのようです。




入場料は5ユーロ。
写真取り放題だそうです。

フランス語話者の妹には、フランス語のリーフレット。
私には英語のリーフレットをくださりました。
ありがとう、おじさん。

ちなみに館内保護のためにでしょうが、
靴の上から青いビニールをはかされます。





ルンルンで、写真を撮りまくっている来館者たち。
私もご多分にもれず、写真を撮りまくり。
洋の東西を問わず、建築関係者であることがまるわかりです。





コルビュジェさんの建物は3年前にも



パリ郊外のサヴォア邸を見学したのですが、

だれでも写真が上手に取れたと思えるぐらい、




まだまだ修練の足りない私が
バランスが取れていて、無駄な線ない、、、とか書くとあれですが、
全く持ってなんかこう気持ちのよいところが多い建物です。

細かいことはさておき、
気持ちのよい空間でございました。




これがもうすぐ竣工95年となる建物デザインです。




吹き抜けの階上側の手すりというか、本立て?




階上から見下ろした階下。




大きな開口部から見える緑。




この開口部の袂にある部屋への入り口。




部屋にはいると大先生の写真が展示されていました。




開戸の枠はこのようにすることで、屋内側の壁が薄く見える技を使っています。




つり元はこんな感じ。




玄関ホールの吹き抜けを見る。
あちこち見させていただいて帰る、、、、、、頃に
日本語のリーフレットを発見!(数カ国語分ありました)

おい、おじさん、先に教えてほしかった。




さらば、ラ・ロッシュ邸!


 

ラ・ロッシュ邸から、16区を歩くこと暫し。
アール・ヌーボーの巨匠、ギマールの自邸です。
これもずーーっと、見たかった建物のひとつです。

が、ここでレンズに傷がついていることを発見(ショック)。




おまけに家の前で、派手に掘りまくって水道の工事をやっています。
どうせならガードも、アールヌーボーにしてくれたら良かったのに。




左中ほどに、うっすらGUI、はっきりMARDが見えると思いますが、
パリは著名な建築家は家ノ壁にこのような形で名前が残っているそうです

先ほどのコルビュジェさんと違い、ギマールさんはウネウネ。
このウネウネがたまりません。
バルセロナで、ガウディさんを観てから、俄然ウネウネも好き派!




バルセロナのカサ・ミラ。巨神兵みたいな顔は換気塔です。
もう一度見に行きたい建物。





中に入りたかったのですが、残念ながら私邸のため入れず。




「私道。駐車禁止。当家入り口」のようなことを書いてあるプレートも
ウネウネしていました。

ギマールがギマール以前のアールヌーボーの巨匠オルタに
「花とか葉っぱじゃなくて、茎をつかみなさい」といようなことを
いわれたんやなーとか思い出しました。




そういわれてみると
なんとなく茎感がしなくも、、、、、、、、、ないこともないこともない、、、
凡人の私にはわかりませんでした。

ですが、例のあれなら、茎が丸わかりですね!




そんなギマール邸の横で、
バトミントンに耽るお子様おふたりがいらっしゃったパリの一日でした。


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