2012/06/04

敷地を取り込む


本日は午後より、北摂に。

建て替えのご相談をいただき、
敷地を見させていただきました。

とてもきれいにお手入れされている建物とお庭でした。

当社の現地の下見では
敷地情報だけでなく、隣家の窓の位置、
写真のように敷地内にある樹木の位置なども押さえておきます。

敷地に残るこれまでの雰囲気を取り込むこと。

大規模改修だけでなく、
新しく建てた家でも、
建つ場所に早く馴染ませるには
意識しておきたいことです。

建築家の永田昌民さんがなにかの本で下のような
感じのことをおっしゃっていたのを思い出します。
(うろ覚えなので間違っているかもしれませんが)

「建物を解体してしばらく経つと、
 そこになにが建っていたのかすぐ忘れちゃうけど
 緑がそこからなくなると、
 みんなここにあんな木があったねっていうんだよね」

緑、大事です。

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